3つの分類で本当に必要なものがわかる整理術!
私は東京都の田舎に住む40代会社員です。同年代の妻と、小学生と幼稚園に通う2人の娘との4人家族です。2階建ての戸建ての家に住んで、11年目になります。収納は少ないほうだと思います。
妻はもともと捨てるのが苦手で、結婚する前の妻のアパートには、今後、いつ使うかわからないようなものが、わんさか置いてありました。捨てたり、人に譲り、物を減らすのが大好きな私とは、まったくの正反対でしたが、結婚して、共に生活するようなになると、だんだんと妻も、物を片付けたり、処分できるようになりました。
今日は、どのようにして、妻が片付けをできるようになったかを、私たちの実体験をもとに報告したいと思います。
ステップ1.片付ける物ではなく、片付けるエリア決める
まずはじめにすることは、「片づけるエリア」を決めることです。妻が「今日は洋服をかたづけよう」と決めても、もともと、ちらかり、うまく収納できていない洋服は、あちこちにあり、1か所に集中できず、限られた時間の中での効果を感じにくい面がありました。また洋服だけが入っていると思っている場所に、違うものも収納してあったりして、洋服だけに集中するのが、実際は難しかったようです。
その点、エリアや収納場所で決めてしまえば、「今日はタンスの中を整理しよう」とか「机の引き出しの中だけ整理しよう」とすれば、そこだけに集中するので、移動も少なく、実際に終わった後の、目で見える成果も大きく感じられます。やっぱり実際に片付けでキレイになっているのを見ると、今後のモチベーションにもつながるようです。
ステップ2.物を3つに分別する
次にやることは、対象のエリアの物を、3つに分別することです。妻には「いるもの」「いらないもの」そして、「まようもの」の3つに分類してもらいました。
これは直感的に決めていきます。イメージでいえば、3秒以内です。実はこの作業で時間をかけて、途中で他の用事が入り、片付けが中途半端に終わってしまったり、仕方なく、同じ場所に戻すというのが妻のパターンでした。
ここでは、「いらないもの」は処分し、「いるもの」は、いれるべき収納に入れていきます。
ステップ3.「まようもの」は期限をつける、さらに迷った理由も考えましょう
そして次に行う作業は「まようもの」の対応です。それぞれに、最期に使ったかのが、いつかをわかるようにしていきます。
具体的には、例えばズボンがあったとすれば、それを履いたのが、6か月前であれば、別途用意したタグなどに、作業した日付と6か月前と記入して、もとの収納に戻します。これで、次に作業した時に、1年以上使用していないものは、処分するようにします。
もちろんこの作業をしている間にも、1年以上使用していなければ、処分を決めます。それでもどうしても、処分できないものが残ります。妻もそのパターンで、結局、あまりものを捨てられないようでした。
それを改善する方法が、迷った理由をタグに書く方法です。理由を書いたタグをつけて、収納に戻します。そして次に作業し時に、その理由が生きていれば残しますし、理由が無くなったり、変わっていれば、処分を検討します。
このやり方で、妻はだいぶ、片付けができるようになり、自分の生活で、本当に必要なものは何かを考えるきっかけにもなったようです。こんな私たちの片付け方法がみなさんのお役にたてれば、うれしいです。